危険物乙4に落ちたブログやエピソード!落ちる人の特徴や落ちないためにできることは?

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危険物乙4の合格率は毎年30%〜40%弱なので、落ちる人の方が多いです。

※「危険物乙4の合格率推移!難しくなった?難易度は?難しいから諦める人も?」もぜひ参考にしてください。

しかし、危険物乙4は決して難しい国家試験ではありません。しっかりと勉強・対策をすればほぼ確実に受かります。

本記事では危険物乙4に落ちたブログやエピソードをご紹介した後、危険物乙4に落ちる人の特徴や落ちないためにできることなどもご紹介していきます。

ちなみにですが、危険物乙4にはたった10時間の勉強で合格できる方法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で合格に大きく近づきます。

これは私が5年以上も危険物乙4の研究を続ける中で生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味ある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてください。

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危険物乙4に落ちた人のブログやエピソード

まず前提として、令和元年〜令和5年における危険物乙4の合格率は以下の通りです。

年度受験者数[人]合格者数[人]合格率[%]
令和5年223,79771,67032.0
令和4年223,00970,21131.5
令和3年234,48184,56436.1
令和2年200,87677,46638.6
令和元年221,86785,66938.6

冒頭でも述べた通り、危険物乙4の合格率は30%〜40%弱であることがお分かりいただけたかと思います。

※「危険物乙4の合格点・合格ライン・合格基準が一目でわかる!出題される問題例と合わせて解説!」もぜひ参考にしてください。

なので、危険物乙4は落ちる人の方が多いです。

2chやブログなどでは、以下のような危険物乙4に落ちた人のエピソードや体験談をたくさん見つけることができます。

でも俺の会社は乙4に挑戦して落ちている奴ばかりだわ

皆会社に指示されて試験を受けているんだけど、やる気が無いから皆ろくに勉強せずに落ちまくっているわ

一番多く落ちた奴は計9回で、これはもう会社内でもネタにされている

出典:2ch(現:5ちゃんねる)

先月30日に受験した危険物乙4の結果通知が来ました。

お恥ずかしながら不合格です。

小生1日3時間程度約1ヶ月勉強していたので、凡そ120時間位勉強していましたが、それでも落ちました。

出典:はてなブログ

10回くらい危険物落ちてるんですが、どうしたら覚えられるの?

出典:Yahoo!知恵袋

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危険物乙4に落ちる人の特徴5つ

危険物乙4に落ちる人の主な特徴としては以下の5つがあげられます。

  1. 過去問を解かない
  2. 暗記に頼りすぎる
  3. 法令を軽視する
  4. 計算問題を苦手とする
  5. 試験直前の勉強が足りない

それぞれの詳細は以下です。

1:過去問を解かない

危険物乙4に落ちる人の最も顕著な特徴は、過去問を十分に解いていないことです。

危険物乙4では過去問の類似問題がたくさん出題されるのが特徴です。

※「危険物乙4の過去問・試験問題50問が無料!解説付き!PDFも配布!」もぜひ合わせてご覧ください。

例えば、以下2つの問題はともに危険物乙4の過去問ですが、内容がかなり似ていることがわかります。

【問題1】

危険物保安監督者を選任しなくてもよい製造所等はどれか。

  1. 製造所
  2. 屋外タンク貯蔵所
  3. 移動タンク貯蔵所
  4. 給油取扱所
  5. 移送取扱所

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

危険物保安監督者を選任しなければならない製造所等は以下の5つのみです。

  • 製造所
  • 屋外タンク貯蔵所
  • 給油取扱所
  • 移送取扱所
  • 一般取扱所(容器の詰替などを除く)

移動タンク貯蔵所とは一般にタンクローリーのことをいい、危険物保安監督者の選任は不要です。

【問題2】

法令上、危険物保安監督者を定めなければならない製造所等に該当するものとして、正しいものはどれか。

  1. 指定数量の倍数が30の屋外貯蔵所
  2. 指定数量の倍数が30を超える移動タンク貯蔵所
  3. 指定数量の倍数が30を超える危険物を容器に詰め替える一般取扱所
  4. 指定数量の倍数が30を超える引火点が40℃以上の第4類の危険物のみを取り扱う販売取扱所
  5. 指定数量の倍数が30を超える引火点が40℃以上の第4類の危険物のみを貯蔵する屋内タンク貯蔵所

【解答&解説】

正解は5・・・(答)です。

なので、危険物乙4の対策において過去問演習を徹底的に行うことは非常に効率的です。

危険物乙4の過去問は公論出版から販売されている『乙種4類 危険物取扱者試験』に500問以上掲載されているので、危険物乙4を受験予定の人は購入することをおすすめします。料金は税込1,870円です。

乙種4類 危険物取扱者試験

2:暗記に頼りすぎる

危険物乙4の対策として、ただ参考書やテキストの内容を丸暗記するアプローチはあまり効果的ではありません。

※「危険物乙4のおすすめテキスト・参考書・問題集ランキング2025!人気なのはどれ?」もぜひ合わせてご覧ください。

試験では単なる知識だけでなく、その知識を応用する能力も問われます。

例えば、危険物の性質に関する問題では、「〇〇の性質は何か」という直接的な問いだけでなく、以下の例題のような「あるシチュエーションを想定した問題」も出題されます。

【例題】

動植物油類が浸みこんだ布切れが自然発火した。この原因として考えられるものはどれか。正しいものを1つ選びなさい。

  1. 酸化されやすいから。
  2. 気温が高かったから。
  3. 蒸発しにくいから。
  4. 不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸に変わったから。
  5. 半乾性油だったから。

【解答&解説】

正解は1・・・(答)です。

ぼろ布などに染み込んだ動植物油類は、空気との接触面積が広がって酸化されやすくなります。

結果として、酸化熱の蓄積が増幅されて自然発火にいたります。

布

暗記に頼りすぎると、応用問題や少し表現が変わった問題に対応できず、正答率が下がる可能性が高くなります。

効果的な学習方法としては、参考書やテキストの内容を理解し、自分の言葉で説明できるようにすることが重要です。また、なぜそうなるのかを掘り下げて学ぶことで、より深い理解につながります。

3:法令を軽視する

危険物乙4では、全部で35問の問題が出題されます。35問の内訳は以下の通りです。

  • 危険物に関する法令(15問)
  • 基礎的な物理学及び基礎的な化学(10問)
  • 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(10問)

※「危険物乙4の試験時間は2時間で問題数は35問!試験は何時から開始?途中退出も可能!」もぜひ合わせてご覧ください。

上記の通り、35問のうち約40%が「危険物に関する法令」です。

しかし、多くの受験者は「危険物に関する法令」を軽視し、残り2科目の暗記に時間を割きがちです。

※「危険物乙4の法令の覚え方とポイントまとめ!過去問題40問付き!」もぜひ合わせてご覧ください。

法令は条文の言い回しや数値など細かい部分が多く、一見すると退屈で覚えにくいと感じる人も少なくありません。そのため、「なんとなく覚えておけば大丈夫」と甘く見る受験者が多いです。

「危険物に関する法令」でしっかりと点数を稼ぐためには、危険物の規制に関する政令や規則の重要部分を繰り返し読み、特に数値については正確に覚えることが必要です。

また、過去問を解く際に法令問題の出題パターンを把握しておくことも有効です。

🔽 これで落ちない! 🔽

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4:計算問題を苦手とする

危険物乙4では計算問題が1〜3問程度出題されます。

数学が苦手という理由で計算問題の対策を後回しにする受験者は、試験で大きなハンデを負うことになるのでご注意ください。

危険物乙4で出題される計算問題は正確な知識・解法を知っていれば、ほぼ確実に得点できます。

反対に、知識・解法を知らなければ全く歯が立ちません。

危険物乙4の計算問題の具体的な対策方法は「危険物乙4の計算問題で必要な公式まとめと過去問に似た例題!難しい?捨てるのはあり?」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

5:試験直前の勉強が足りない

危険物乙4に落ちる人の多くは、試験直前の追い込み勉強が不足しています。

特に試験の2~3日前は、それまでに学習した内容を整理し、弱点を補強する重要な期間です。

脳科学の研究でも、試験直前に集中的に復習した内容は記憶に残りやすいとされています。

また、試験直前の睡眠不足も合否に大きく影響するのでご注意ください。

徹夜で勉強するよりも、適切な睡眠をとった上で試験に臨む方が、理解力や判断力が高まり、良い結果につながります。

危険物乙4:落ちたと思ったら受かっていたケースはある?

危険物乙4に落ちたと思ったら受かっていたケースはあります。

Yahoo!しごとカタログでは以下の投稿を見つけることができます。

危険物乙4、絶対落ちたと思ったのに、勘が冴え渡ったのか合格してました。

しかも一発です。これは自慢してもいいのでしょうか

出典:Yahoo!しごとカタログ

危険物乙4は5つの選択肢の中から1つの正解を選ぶマークシート型の問題です。記述問題はありません。

なので、勘で回答したとしても20%の確率で正解することが可能です。

しかし、危険物乙4では全部で35問の問題が出題される(科目免除を受ける場合を除く)ので、すべての問題を勘で回答して合格する可能性はほぼゼロです。

※科目免除の詳細は「危険物乙4の科目免除をわかりやすく解説!申請は必要?」をご覧ください。

ちなみにですが、危険物乙4に解答速報はなく、問題冊子の持ち帰りもできません。

なので、自己採点をして合格しているかどうかを確認することもできません。合否は合格発表まで待ちましょう。

※詳しくは「危険物乙4は自己採点できない!解答速報なし・問題冊子の持ち帰りもできません」をご覧ください。

危険物乙4に落ちないためにできること

危険物乙4に落ちないためにできることは以下の3つです。

  1. 自分に合った参考書を購入する
  2. 頻出問題を重点的に学習する
  3. 過去問演習をしっかり行う

それぞれの詳細は以下です。

※3については上記で解説したので割愛させていただきます。

1:自分に合った参考書を購入する

現在は本屋やAmzonなどで危険物乙4の参考書が数多く販売されています。

危険物乙4の参考書

中には、イラストや図解があまり使用されておらず、文字量がかなり多い参考書もあります。

文字が多くても平気な人はそのような参考書を購入して学習を進めても問題ないですが、文字を読むのが苦手な人はイラストや図解が豊富に使用されている参考書を購入すると良いでしょう。

危険物乙4に限らずですが、参考書は実際に中身を見て、自分が勉強を続けられそうな内容・構成になっているかを確認してから購入するのがおすすめです。

なので、危険物乙4の参考書を購入する人はAmazonなどのネットで購入するのではなく、実際に本屋にまで足を運び、立ち読みをした上で購入しましょう。

2:頻出問題を重点的に学習する

危険物乙4の試験範囲はかなり広いので、あらゆる分野の問題がある程度均等に出題されると思っている受験者もいますが、そんなことはありません。

危険物乙4には以下の通り頻出問題が存在します。

※「危険物乙4でよく出る問題・頻出問題52選!丁寧な解答・解説付き」もぜひ合わせてご覧ください。

分野頻出問題
危険物に関する法令第1類〜第6類の性質、指定数量、運搬の基準、貯蔵・取扱いの基準
基礎的な物理学及び基礎的な化学静電気、燃焼
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法特殊引火物・アルコール類・ガソリン・灯油・軽油に関する問題

なので、危険物乙4を受験予定の人は上記の頻出問題を特に重点的に学習することをおすすめします。

ちなみにですが、その中でも燃焼に関する問題は特に出題頻度が高いです。燃焼の例題は以下です。

【例題】

燃焼の難易についてあまり関係しない事項はどれか。正しいものを1つ選びなさい。

  1. 可燃物の周囲の温度
  2. 可燃物と酸素との接触状況
  3. 可燃物の比重
  4. 可燃物の発熱量
  5. 可燃物の乾燥度

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

比重は燃焼自体にはあまり関係ありませんが、消火方法には大いに関係してきます。

危険物乙4に限らずですが、資格試験を受験する場合は頻出分野がどこかを必ず把握した上で学習を進めるようにしましょう。

ちなみにですが、危険物乙4にはたった10時間の勉強で合格できる方法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で合格に大きく近づきます。

これは私が5年以上も危険物乙4の研究を続ける中で生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味ある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてください。

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