危険物乙4の試験時間は2時間で問題数は35問!試験は何時から開始?途中退出も可能!

危険物乙4の試験時間は2時間で問題数は35問!試験は何時から開始?途中退出も可能!のアイキャッチ画像

タイトルの通り、危険物乙4の試験時間は2時間で問題数は35問です。

後ほど詳しく解説しますが、危険物乙4は途中退出も可能です。

本記事では日本一危険物乙4に詳しい私カイトが、危険物乙の試験時間や問題数・試験は何時から開始なのか?などについてわかりやすく解説していきます。

危険物乙4を受験予定の人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、危険物乙4にはたった10時間の勉強で合格できる方法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で合格に大きく近づきます。

これは私が5年以上も危険物乙4の研究を続ける中で生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

興味ある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてください。

記事内バナー

危険物乙4の試験時間は2時間で問題数は35問

冒頭でも解説した通り、危険物乙4の試験時間は2時間で問題数は35問です。トイレ休憩などはありません。

単純計算すると、1問あたり約3分24秒で解く必要があります。

1問あたり3分24秒と聞くと短く感じる人もいるかもしれませんが、実際はかなり余裕のある場合が多いです。

危険物乙4では

  • 危険物に関する法令
  • 基礎的な物理学及び基礎的な化学
  • 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

の3分野から問題が出題されますが、出題される問題は以下のような知識問題(=知らないと解けない問題)がほとんどです。

※「危険物乙4の法令の覚え方とポイントまとめ!過去問題40問付き!」もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

危険物を取り扱うとき静電気が問題とされる理由として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 感電事故があるため。
  2. 静電気によって電気分解が起こり、危険物が金属と反応するため。
  3. 危険物の温度が高くなり、発火点に達することがあるため。
  4. 危険物の温度が高くなり、蒸発しやすくなるため。
  5. 帯電量が多くなると、放電火花を発することがあるため。

【解答&解説】

正解は5・・・(答)です。

  1. 感電することは確かにありますが、ここでは火災等の災害事故が問題とされています。
  2. 静電気で電気分解が起こることはありません。
  3. 静電気のために危険物が発火点に達することはありません。
  4. 静電気で危険物の液温が上昇することはありません。

知識問題以外には、以下のような計算問題が1〜3問程度出題されます。

【例題】

10℃のとき1,000Lのガソリンが、20℃になると約何L増えるか。正しいものを1つ選びなさい。ただし、ガソリンの体膨張率は0.00135とする。

  1. 13.5L増える
  2. 135L増える
  3. 250L増える
  4. 500L増える
  5. 540L増える

【解答&解説】

正解は1・・・(答)です。

求めるガソリンの体積をVとし、元の体積をV0、体膨張率をβ、温度差をtとした場合、V=V0 × (βt)の式にそれぞれ代入して計算すればよいです。

V=V0 × (βt)=1,000 × (0.00135 × 10)=13.5[L]となります。

※危険物乙4の計算問題について詳しく学びたい人は「危険物乙4の計算問題で必要な公式まとめと過去問に似た例題!難しい?捨てるのはあり?」をご覧ください。

知識問題は知ってるかどうかがすべてなので、1つの知識問題を解くのに3分24秒もかかることは基本的にありません。

よって、危険物乙4では試験時間が足りなくなることは基本的にありませんので、ご安心ください。

🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽

記事内バナー

危険物乙4の試験は何時から開始?

危険物乙4の試験開始時刻は都道府県によって異なりますが、多くの場合、午前だと10時開始・午後だと13~14時開始が多いです。

例えば、以下は令和4年度の大阪府(試験会場=国立大阪大学)における危険物取扱者試験の開催スケジュールですが、危険物乙4の試験開始時間は午前10時であることがわかります。

危険物取扱者試験の開催スケジュール

ちなみにですが、危険物乙4では試験開始時間の希望はできないのでご注意ください。

試験開始時間は受験票に記載されているので、必ず事前に確認するようにしましょう。

※「危険物乙4の受験票のダウンロード・印刷方法は?写真サイズは?届かない・なくした場合は?」もぜひ合わせてご覧ください。

危険物乙4は途中退出できる!

上記で危険物乙4の試験時間はかなり余裕があることがお分かりいただけたかと思います。

多くの受験者は見直しを含めても60分程度で解き終わるでしょう。

しかし、危険物乙4は試験開始から35分が経過したところで途中退出ができるのでご安心ください。

危険物乙4を主催している一般財団法人消防試験研究センターのホームページにも以下の記載があります。

【Q】勤務の関係から午前しか休暇を取れません。試験時間(開始から終了まで)はどのようになっていますか。また、途中退室は可能ですか。

【A】試験科目の一部免除が無い場合の試験時間は、危険物取扱者試験の場合、甲種は2時間30分、乙種は2時間、丙種は1時間15分になります。

途中退室は、試験開始から35分間はできませんが、それ以降は試験官の指示により途中退室が可能となります。

また、試験開始時間につきましては、当センター各支部(東京の場合、中央試験センター)にお問い合わせください。

※試験科目の免除制度について詳しく知りたい人は「危険物乙4の科目免除をわかりやすく解説!申請は必要?」をご覧ください。

ちなみにですが、ほとんどの受験者は途中退出します。

Yahoo!知恵袋でも、以下のような投稿を多数見つけることができます。

トイレ休憩無しの、ぶっ通しです。しかし、ご安心あれ。75%の人は試験開始35分で退室していきます。

私は90分使いました。(見直し1回)ちなみに大半の人は退室しており私を含めて2人しか残って無かった。

🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽

記事内バナー

今回は危険物乙4の試験時間や問題数・試験開始時間などについて解説しました。

危険物乙4では無理に試験時間の2時間をすべて使う必要はありません。見直しが終われば途中退出しましょう。